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快適な生活をおくるための疾病対策


日常の姿勢編

一般的な良い姿勢(例えば「きをつけ」の姿勢)がすべての人にとって「カラダに良い姿勢」とは限りません。イスに座ると無意識に足を組んでいる、いつもどちらかの肩が上がっている…。これらの現象は確かに「カラダの歪み」をあらわしていますが、同時に「カラダの自然な調整作用」でもあります。つまり、カラダがあなたにとっての「楽な姿勢」を自然と求めてしまうわけです。その状態で無理に良い姿勢を取り続けようとすることは、カラダにとってかえって負担となってしまいます。

そこで…。

日常生活の中では、常に良い姿勢を取り続けようとする必要はありません。他人の目があるところと、ないところで使い分けて、他人の目のないところでは「楽な姿勢」(カラダが自然と求める姿勢)でいれば良いでしょう。

ただし…。

それでも仕事中の姿勢など長時間無理な姿勢を強いられることからくる「極端なカラダの歪み」は、やはりコリや痛みなどのカラダの不調の引き金になります。カラダの歪みを調整し、「良い姿勢=楽な姿勢」にすることは整体により可能です。「カラダの歪み」について日頃から不安を感じている方は、ぜひ一度ご来院ください。


腰 痛 編

腰痛について、急性と慢性の場合に分けてポイントをあげてみましょう。

<急性の腰痛>

いわゆるギックリ腰のような急性の腰痛の場合は、まず安静が第一です。数日安静にしていれば痛みは和らぎます。整体等の施療を受けるのであれば、その後でも遅くはありません。

◎鑑別・対策法

急性の腰痛には筋肉系疾患と関節系疾患があります。まず、痛みのある側を伸ばしてみて痛みがある場合(右腰痛でカラダを左に倒すと右側の痛みが強まり、右に倒すと痛くない状態)、また立つこともままならず、ちょっと動いただけでも激痛が走る場合は筋肉系疾患です。この場合は患部が伸びないようテーピング等をして、軽く冷やします。

これに対して、カラダが固まったように動けなくなるものの、ある角度には痛まず動かせる、そして立つと腰の左右の高さが大きく違っている場合は関節系疾患です。主に骨盤のズレをともないます。この場合は安静後、一週間は常温、以降保温をします。整体で骨盤のズレを調整することも有効です。

◎重症目安

上体が斜めに歪んでいる、咳・くしゃみが痛くてできない、足・下半身の痺れがあるなどの症状がみられる場合は重症です。自己判断せずに専門家の治療をうけましょう。

<慢性の腰痛>

「腰痛」というと一般的にはこちらでしょう。ケアの基本は「保温とストレッチ」です。危ないと思ったらコルセット・腰痛ベルト等で保護、なるべく安静を心がけましょう。日常のケア不足も大きな要因です。私自身の行っているケアとして別ページで「ストレッチと入浴法」を紹介していますので参考にしてみてください。「その日の疲れは、なるべくその日のうちにとる」ことが重要です。日常生活の中でも最低限以下のことには注意をしてみてください。

◎起床時

朝起きるときは一度体を反転してから起きる。右側か左側、どちらか片方のみに痛みが発生している場合に限り、以下に説明する「腰に負担のない起き方」を実行してみてください。

<腰に負担のない起き方>

仰向けで両膝を90度くらいに曲げ、腰に痛みがない側の下肢を、痛みがある側の下肢の上に組む(右腰痛の場合は、左足を右足の上に組む)。そのまま痛くない方の側にカラダを倒していき、痛い方が完全に上になった時点で腕の力を使って起き上がる。ベッドの場合は足を投げ出せばよいでしょう。写真を参照してください。 

 

 

◎仕事中

重いものを持つときは、コルセットをするか、重心をさげて持ちましょう。

◎腹筋の強化

腹筋運動は痛みのあるときは行わないでください。かえって症状を悪化させます。また、上体を完全に起こさなくても、おへそを見る程度でも効果はあります。筋力に自信のない方はこれくらいから始めてください(写真参照・足は誰かに押さえてもらうなど上がらないようにしてください)。

 

◎姿勢

「楽な姿勢」を取ってください。痛みのあるときに無理をして良い姿勢を取ろうとすると症状が悪化します。

<急性・慢性共通の注意>

痛みがあるときに、痛み加減を確かめようとして負荷のかかる姿勢を取ったり、無理にストレッチ等で腰の筋肉を伸ばしたりすると状態を悪化させることになります。痛みのあるときは、痛みを感じる動きは避けてください。

<快バランス来院目安>

朝起きたときの腰の痛みが取れない、咳・くしゃみをしても痛みを感じるような場合は、治療が必要な時期と考えて来院してください。また、当院では「重症目安」にあたる方の場合、一度、病院でのレントゲン検査、MRI検査等をうけることをおすすめしています。状況を正確に把握することで、より的確な施療が可能になると考えているためです。


膝 痛 編

まず水がたまった際に、それを抜くことは非常に膝に負担をかけることになります。膝の水は患部を治すための栄養液であり、クッションの役目をしているのです。最近は、病院でも膝の水を抜くことをすすめないケースが増えています。

<対処方>

基本は、まず「アイシング」です。とにかく徹底的に膝関節を冷やしてあげてください。そうすれば2〜3日でかなり楽になるはずです。アイシングとは患部を冷却させることです。膝の場合、アイスノンや氷袋で1回・10分間を1日3〜5回、程度によっては一日中でもかまいません(低温火傷に注意)。痛み、腫れがひいてきたらサポーターで保温します。日常のケアとしては、太腿を使うスクワット系の筋力トレーニングも有効です。

<重症目安>

膝に痛みが出て2日間アイシングしても痛みが取れない場合は、自己判断せずに専門家の治療を受けましょう。

<慢性の膝痛>

膝痛も慢性化してくると、必ず「関節の変形」が起こってきます。膝痛で10年もすると正座ができなくなり、歩行も困難になります。さらに、膝を曲げなくなるため、太腿前面の筋肉の伸縮性がなくなり、これも膝痛に拍車をかけます。それでも丁寧に膝関節のバランスをとって疲労・負荷を減らしてあげると、歩くことについては全く正常化します。

<快バランス来院目安>

階段の昇り降りの際に膝の痛みを感じる、正座がつらくなってきた、そんな状態になったら来院してください。


頭痛、首・肩こり編

頭痛の大半は頚椎の状態を改善することで消失します。鎮痛剤の使用は副作用が強いこともあり、あまりおすすめできません。

<原因>

頭痛の多くは頚椎のズレにより首を行き来する血流が阻害され、頭部の筋肉や神経に障害をあたえることでおこります。また、高血圧の影響、女性の更年期で肩のこりが強まることもあります。

<対策法>

眼のアイシング、壁立て伏せ、ウォーキングなどの運動が有効です。アイシングは眼を冷やしながら寝てください。壁立て伏せ手を肩幅より広めにして、壁に手をついて腕立て伏せをする運動です。手の位置を広めにすることで肩こり解消に必要な筋肉がすべて網羅されます。また、肩こりは極言すれば肩周囲の筋肉の血行不良です。ウォーキング、エアロバイク、スイミングなどの有酸素運動を一定時間(目安・30分以上)行うことも有効な解消法です。

<精神的要因>

別な要素として精神的ストレスによって頭痛、首・肩こりが起きることがよくあります。経験上、ストレスによる首・肩こりは、ごく短期間でも強いこりとしてあらわれることが多いようです。これらの対策としても運動は有効ですが、各自それぞれの「ストレス解消法」を見つけましょう。

<誤解>

よく首をゴキゴキ鳴らしたり、首を回す体操をしている方を見かけます。首を回す体操は余計に首を痛め症状を悪化させる可能性があります。頚椎は「捻る」ことはできても「回す」構造になっていないからです。そのかわりに頭を前後左右にゆっくり曲げ、首の筋肉を伸ばすストレッチをするといいでしょう。

<危険>

高血圧と首・肩こりが併発していることは非常に危険といわれています(プッツンする危険性が高まります)。せめてどちらかはしっかり管理しましょう。

<快バランス来院目安>

就寝時のアイシングで首・肩こりが改善しない、肩こりが頭痛になった、鎮痛剤を飲んでも頭痛が治まらない、そんな状態になったら来院してください。


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